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全高12cm ミャンマー 小仏像 17世紀

小金銅仏など、私は長年にわたって集めた。だが、本当にこれが唐時代のものだろうか、とか猜疑心がいつも消えず、結局、多くの小仏像は拙宅の秘蔵扱いとなって、戸棚の中にしまい込まれた。そしてついにはその猜疑心に耐えかねず(笑)、ほとんど全部を骨董屋さんに引き取ってもらった。
  そのなじみの骨董屋さんが、「ほらきっとお好みだよ」と出してきたのがこのミャンマー小仏像1600年代。「もう小仏は懲りてるからもういいよう」というと、大丈夫だよ、これは。間違いなくミャンマーの古い仏像、といって膨大な「東南アジアの仏教美術」の資料を見せてくれる。古代のものではなく近世の時代だし、この時代のものはニセモノも作られていないだろう、と考え、結局もらうことに。お代は、その日設定されていた飲み会の店主分は私が持つ、というということで一件落着。なんかお互いほくほくだった。
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二年前に処分した、我が家秘蔵だった(偽?)金銅仏たち。






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直径約15cm 伊万里 古九谷様式 1650年前後

 使われている呉須(顔料コバルト)がとてもいい感じで、深い発色になっている。回りの花から草の筆がとても見事でうれしくなる。中央はあじさいの花だろうか、めずらしい。これが江戸時代の初期のもの(有田地方で焼かれた古九谷様式)で20年前は伊万里大ブームでとても高価だった。いまでは現代作家ものより遙かに安価で入手できる。うれしい。食事の取り皿にちょうどいい大きさである。